今回は「電子書籍は、売れる時代が来るのか?」考察記事です。
結論からいうと「今現在、開発されている」ようです。時間はかかるとは思いますが、そのうちサービスが開始されるでしょう。
そこで今回は、
私が勝手に電子書籍が売り買いできることへの「利点」「問題点」を考察してみました。
<利点>
1:売る事ができる
2:安く買う事ができる
3:所有する事ができる
<問題点>
1:買ったところでしか売れない
2:高く売れることは、ほぼない
3:「今ある電子書籍ストア」の方が安くなる場合も
これは、私の勝手な考察なので、実際の所どうなるかは分かりません。
<この記事に書かれていること>
1:電子書籍は、売れる時代が来るのか?
2:利点
3:問題点
この記事は2023年5月2日に書きました。
電子書籍は、売れる時代が来るのか?
「電子書籍は、売れる時代が来るのか?」
今現在、電子書籍を売る技術は「開発されている」ようです。時間はかかるとは思いますが、そのうちサービスが開始されるでしょう。
そもそも
どうやって電子書籍を売れるようにするのでしょうか?
それは「NFT技術を利用する」そうです。
このNFT技術を使うと、電子書籍1つ1つが「唯一無二の電子データ」となるそうです。
唯一無二の電子データにする事ができれば「ネット上に1つしかないデータ」になるので売買が可能になります。
IT技術の進歩ですね。
そして
ここからは、売買できる電子書籍のことを「NFT電子書籍」と呼ぶことにします。
<NFTとは>
NFTとは「ブロックチェーンIT技術」の1つです。
NFTとは「non fungible token」の略で、日本語にすると「非代替性トークン」という意味になります。
非代替性とは、一切の代わりがないという意味です。
トークンとは、プログラムにおいて「これ以上分割できない最小単位の文字列データ」です。
つまり
NFTとは「一切の代わりのない、これ以上分割できないデータ単位」のことです。
<ブロックチェーンとは>
ブロックチェーンとは、ブロックと呼ばれるデータをチェーンのようにつないだデータベースです。
ブロックチェーン技術は、主に仮想通貨に使われます。
利点
次は、NFT電子書籍の利点について考察します。
利点は、3つ考えられます。
1:売る事ができる
2:安く買う事ができる
3:所有する事ができる
詳しく説明します。
1:売る事ができる
NFT電子書籍は「唯一無二の電子データ」なので売る事ができます。
うまく売る事ができれば、電子書籍を安く読む事ができます。
2:安く買う事ができる
NFT電子書籍は、中古で買う事ができます。
中古といっても電子データなので新品同様です。
そして
安く買う事ができます。
3:所有する事ができる
NFT電子書籍は「唯一無二の電子データ」なので所有する事ができます。
問題点
次は、NFT電子書籍の問題点を考察してみます。
問題点は、3つ考えられます。
1:買ったところでしか売れない
2:高く売れることは、ほぼない
3:「今ある電子書籍ストア」の方が安くなる場合も
詳しく説明します。
1:買ったところでしか売れない
NFT電子書籍は、購入したストアでしか売る事ができないでしょう。
おそらく技術的には、ストア間を越えて売り買いできるとは思います。ですが、市場競争の理由でやらないでしょう。
2:高く売れることは、ほぼない
NFT電子書籍は、高く売れる事がほぼありません。
NFT電子書籍は、電子データなので、汚損、破損、廃棄の可能性がありません。
つまり、全体の数量が減る事はありません。
全体の数量が減らないということは、本体の価値は上がらないことになります。
なので
高く売れることは「ほぼ」ありません。
「ほぼ」と書いた理由は、売買の方法によって変わるからです。
例えば、NFT電子書籍の売買が「ダッチオークション」だった場合、タイミングによっては買った金額より高く売れるでしょう。
そして
オークションの話が出たので「売買方法」についても考察していきます。
NFT電子書籍の売買方法は、以下の3つが考えられます。
1:「ダッチオークション」
2:「固定割合売買」
3:「転売回数分価値が減る売買」
このうち、採用される可能性が高い売買は「固定割合売買」かと思われます。
<ダッチオークションとは>
ダッチオークションとは、時間とともに安くなっていくオークションです。
普通のオークションは、値段が上がっていきます。
ですが、このダッチオークションはその逆です。
例えば、100円の商品をダッチオークションしたとすると
100円
90円
80円
70円
60円
50円
40円
30円
と下がっていきます。
そして、購入者は、この値段で買うと決めたらボタンを押して落札します。
<NFT電子書籍がダッチオークションだった場合の想定>
NFT電子書籍をダッチオークションで売った場合の想定をしてみます。
前提条件
NFT電子書籍・本体価格 1,000円
著作料 100円
運営料 100円
初回購入 1200円 = 本体1000円+著作料100円+運営料100円
オークション出品
1000円で出品
オークションの様子
1000円からスタート
1000円
900円
800円
700円
600円
500円 ←ここで購入
400円
300円
200円
100円
これ以上は、価格が0になるので下がらない。
購入者の様子
500円で落札
支払い 700円 = 本体500円+著作料100円+運営料100円
オークション出品者の様子
「500円」が入る。
3:「今ある電子書籍ストア」の方が安くなる場合も
NFT電子書籍は、場合によって「今ある電子書籍ストアの方が安くなる」可能性も出てきます。
NFT電子書籍は「電子書籍が売れて」ようやくお得感が出ます。
一方
今ある電子書籍ストアは、割引クーポン、割引セールなどがあります。
種類によっては、50%OFF、90%OFFとかあったりもします。
なので
電子書籍の種類によっては「今ある電子書籍ストア」の方が良い場合も考えられます。
<まとめ>
電子書籍は「売れる時代が来るのか」の考察記事でした。
NFT電子書籍は、そこまで来ているようです。
しかし
どういった位置付けになるかは、サービスが開始されるまでは不明です。
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記事は、以上です。
ありがとうございました。