今回は、紙のサイズ「B判」にまつわる小話です。気軽に見ていってください。
<この記事に書かれていること>
1:紙のサイズ「B判」についての小話
この記事は2023年4月5日に書きました。
B判は「日本産業規格(JIS)」
日本では、B判は「日本産業規格(JIS)」を使用しているそうです。(国際規格ではない)
日本産業規格(にほんさんぎょうきかく、(英: Japanese Industrial Standards[注釈 1])は、産業標準化法に基づき、認定標準作成機関の申し出又は日本産業標準調査会(JISC)の答申を受けて、主務大臣が制定する規格であり、日本の国家標準の一つである。
JIS(ジス)またはJIS規格(ジスきかく)[注釈 2]と通称されている。
1949年以来、長らく日本工業規格(にほんこうぎょうきかく)と呼ばれてきたが、法改正に伴い2019年7月1日より改称された(後述)。
引用:ウィキペディア (Wikipedia): フリー百科事典
<B横の数値は「折数」>
Bの横の数値は、B0を基準とした「折数」です。
B1 =「B0を1回折った大きさ」
B2 =「B0を2回折った大きさ」
B5 =「B0を5回折った大きさ」
数値が大きくなるほど、サイズは小さくなります。(折数が増えるため)
<「JIS B0」大きさ>
JIS B0 = 1030mm × 1456mm
日本ではB判は、国際規格ではなく「日本産業規格(JIS)」を使用しているそうです。
「JIS B判」紙のサイズ
<「JIS B判」紙のサイズ>
単位mm | ||
B0 | 駅のポスター | 1030×1456 |
B1 | 駅の地図 | 728×1030 |
B2 | 室内ポスター | 515×728 |
B3 | 車両中吊り広告 | 364×515 |
B4 | 原稿用紙 | 257×364 |
B5 | 週刊誌 | 182×257 |
B6 | 単行本 | 128×182 |
B0「駅のポスター」
B0は「駅のポスター」によく使われているそうです。
駅に貼ってある「ものすごくでかいポスター」です。
B1「駅の地図」
B1は「駅によくはってある地図」に使われます。
そのほか「大きめのポスター(B0より少し小さい)」にも使われたりします。
B2「室内ポスター」
B2は「ポスター」によく使われるそうです。
B0、B1のような大型ポスターではなく「室内に使うポスター」は、B2が多いそうです。
B3「車両中吊り広告」
B3「車両中吊り広告」で使われます。
「車両中吊り広告」とは、電車の天井から「のれん」のようにぶら下がっている広告です。車両中吊り広告は「週刊現代」「女性セブン」の広告をよく見かけます。
B4「原稿用紙」
B4は「原稿用紙」の大きさです。そのほか「新聞折込みチラシ」もB4の大きさです。
B5「週刊誌」
B5は「週刊誌」の大きさです。「週刊文春」「週刊新潮」「週刊現代」がそうです。
「女性セブン」は、B5より少し大きいそうです。
B6「単行本」
B6は「単行本」の大きさです。
芥川賞、直木賞の初版で表紙がしっかりした本が単行本サイズです。
新明解国語辞典も単行本サイズです。
ちなみに「新明解国語辞典は、読み物」です。詳しくは「新解さんの謎(著・赤瀬川 原平)ISBN-13:978-4167225025」をご覧ください。
<まとめ>
「JIS B判」紙のサイズ
単位mm | ||
B0 | 駅のポスター | 1030×1456 |
B1 | 駅の地図 | 728×1030 |
B2 | ポスター | 515×728 |
B3 | 車両中吊り広告 | 364×515 |
B4 | 原稿用紙 | 257×364 |
B5 | 週刊誌 | 182×257 |
B6 | 単行本 | 128×182 |
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